維新は次の衆院選で『公明党の選挙区』に擁立する？賛成の声が多数の一方で慎重論も（2023年5月15日）
はたして大阪で公明党が持つ小選挙区に候補を立てるのか。維新内では主戦論が大半を占めています。
日本維新の会はこれまで「大阪都構想」での協力を得るため、衆院選で公明党が擁立する大阪の４つの選挙区などには候補者を立ててきませんでした。５月１４日に続投が決まった維新の馬場伸幸代表は、次の衆院選で野党第一党を目指すと表明し、全ての選挙区で候補者を擁立する方針を示しました。公明党の選挙区への擁立についても、１４日の党大会後に吉村洋文共同代表や大阪の地元議員が集まり意見交換が行われ、擁立すべきという声が多かった一方で、慎重論も出たということです。
（日本維新の会 吉村洋文共同代表）
「大阪都構想に限ってみると、ここは事実、（公明党に）協力してもらったこともある。現状、そういう状況ではある意味なくなった中で、どうしていくのかと」
大阪と同様に公明党の現職がいる兵庫の２つの選挙区についても協議が進められていて、馬場代表らは地元議員の声を聞いたうえで最終判断するということです。
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