【目撃相次ぐ】沖縄の夜空に謎の光 中国のロケットの残骸か?
10日夜、沖縄県で筋状の光を放ちながら夜空を横切る“火の玉のようなもの”の目撃が相次ぎました。専門家は中国のロケットの残骸が落下した可能性を指摘しました。
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10日午後8時半ごろ、沖縄・糸満市で撮影された動画には、ゆっくりと夜空を横切る一筋の光が映っていました。
目撃した人
「うわー」
目撃した人
「え、なに?」
突如、夜空に“謎の光”が現れたのです。
◇
同じころ沖縄・北谷町で撮影された動画にも“謎の光”が映っていました。
目撃した子ども
「ママ早く!ママ早く!」
目撃した人
「すごい」
動画を撮影した人
「撮ってる、撮ってる」
目撃した子ども
「流れ星だ!」
“謎の光”に子どもたちは大興奮し、大きな歓声を上げていました。
動画を撮影した人
「トータルで1分ぐらいは見えていたんじゃないかな。飛行機が飛んできたのかなと思って見ていたんですけど。その割には光の量が多くて、前後に光が二つ、つながっている感じだったので、飛行機にしてはおかしいなという感じに見えた。初めて見ました。びっくりしました」
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沖縄県を中心に“火の玉のようなもの”の目撃が相次ぎ、SNSには多くの動画が投稿されました。光が複数にわかれているように見える動画もありました。
気になる“謎の光”の正体ですが、専門家は天然の火球ではないと話します。
平塚市博物館・天文担当学芸員 藤井大地さん
「その理由は、非常に長くゆっくり光っているところ」
一般的な天然の火球に比べ、今回の“謎の光”は、速度が遅く長く光っていたと指摘しました。
平塚市博物館・天文担当学芸員 藤井大地さん
「2022年11月に打ち上げられた、『長征3号B』という中国のロケットの残骸だと思われる」
その正体については、去年打ち上げられた中国の“人工衛星運搬用ロケット”の一部ではないかとの認識を示しました。
専門家によると、無事に打ち上げられた後に宇宙に残っていたロケットの残骸が10日夜に落下すると予測されていて、目撃された時刻や軌道もほぼ同じだったということです。
(2023年5月11日放送「news every.」より)
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