殺人容疑の教師 半休なのにタイムカード“夜打刻” 事件当日に“不可解行動”狙いは(2023年5月11日)
逮捕された中学校教師に一体何があったのでしょうか。尾本幸祐容疑者(36)の身柄がある小松川署から報告です。
(社会部・冨田和裕記者報告)
事件が起きたのは2月24日の午後6時半ごろです。その数十分後の午後7時ごろ、尾本容疑者の勤務先の中学校で尾本容疑者の退勤のタイムカードが打刻されていたことが分かりました。つまり、尾本容疑者が事件後に勤務先の中学校に戻っていた可能性があるということです。
(Q.容疑者は事件当日、午後休みを取っていたということが学校から発表があった。休みを取っているということは学校には戻らないはずだが、午後7時すぎにタイムカードを打刻したということは一体何を意味する?)
警視庁は尾本容疑者がアリバイを作ろうとした、つまり偽装工作をしたとみている可能性があります。学校側の10日の会見では尾本容疑者は午前中に勤務をし、午後は休みを取っていたということが分かってます。
ただ一方で尾本疑者は警視庁の逮捕前の任意の調べに対し、当日は授業があったので外出していないなどと説明しているということです。
警視庁は、こうした矛盾点があることから尾本容疑者が事件に関与した可能性があるとみて捜査を続けてきました。
ただ、実際に尾本容疑者が事件の後に中学校に戻ってタイムカードを打刻したかは分かっていません。誰かに頼んで打刻をしてもらった可能性などもあります。
こうしたことから警視庁は今も捜査を続け、尾本容疑者の当日の動きなどについて慎重に捜査を続けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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