米政府「ただの嘘だ」 ロシアの“攻撃に米関与”主張を否定(2023年5月5日)
ロシア大統領府へのドローン攻撃を巡り、ロシア側がアメリカの関与を主張したことについて、アメリカ政府の高官は「ただの嘘だ」と真っ向から否定しました。
ロシアのぺスコフ報道官はクレムリンへのドローン攻撃について、「こうした攻撃に関する決定はワシントンで下されることを我々は知っている」とアメリカの関与を匂わせ、非難しました。
これに対し、アメリカ国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は4日の会見で、ロシア側の主張を嘘だと断じ、真っ向から否定しました。
米NSC（国家安全保障会議）・カービー戦略広報調整官：「一つ確実に言えることは、ぺスコフ氏の嘘に反してアメリカはこの件に一切関与していないということだ。ロシア側が言っていることはただの嘘だ」
カービー氏は、真相究明に向けて情報収集を進めているとする一方で、「決定的な証拠はなく、結論には至っていない」と説明しています。
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