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原子力ルネサンス?フランスが原発最大14基新設(2022年2月11日)
フランスのマクロン大統領が原発14基の新設計画を発表しました。
フランス、マクロン大統領:「私は6基の原子力発電所を建設し、さらに8基を建設するために準備を進めるつもりだ」
2050年ごろまでをめどに、最大14基の原発を建設する計画を発表したフランスのマクロン大統領。
元々、75%だった原発依存率を50%に引き下げると明言して原発の縮小を進めてきましたが、それが今、原発建設再開という方針転換へ。
その背景には、EU(欧州連合)の方針が関係しています。
EU欧州委員会、マクギネス委員:「我々は気候変動対策への困難な道のりのなかで、天然ガスと原子力が貢献できると考えている」
そう、EUの欧州委員会が原子力発電を二酸化炭素を排出しない「グリーンエネルギー」と認める方針を今月2日に明らかにしたのです。
しかし、これに対し、脱原発を進めて今年中にすべての原発を停止する予定のドイツは強く反発。
また、オーストリアも法的措置を取る可能性を表明するなどEU内部でも意見が分かれています。
一方、日本政府は・・・。
12日までの日程で、宮城県の女川原発の重大事故を想定した原子力防災訓練を行っていますが、原発が二酸化炭素を排出しないグリーンエネルギーと認定したEUの方針については・・・。
山口環境大臣:「EUがこうだから日本がこうだっていうの、今そこまで言う段階ではないのかなと。(日本は)再生可能エネルギーを徹底的に導入していくというところ。それから原発については、安全を最優先に」
東日本大震災の原発事故以降、脱原発を進める国があるなか、フランスはなぜ原発推進にかじを切ったのか。そして、日本の取るべき道は。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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