【一番マグロ】恒例初競り! 3604万円最高値 “マグロの神”通算7度目の快挙!(2023年1月5日)

【一番マグロ】恒例初競り! 3604万円最高値 “マグロの神”通算7度目の快挙!(2023年1月5日)

【一番マグロ】恒例初競り! 3604万円最高値 “マグロの神”通算7度目の快挙!(2023年1月5日)

 5日朝、東京・豊洲市場の初競りで3604万円の最高値を付けた212キロのクロマグロ。解体ショーには大勢の人が詰め掛け、赤身とトロのセットが1皿1040円で提供されました。このマグロを釣り上げたのは漁師歴23年の竹内正弘さん。なんと最高値のマグロを取るのは7回目で、「最高にうれしい」と喜びを爆発させました。

 3604万円。5日朝に競り落とされたばかりの一番マグロは丸々としています。早速、回転寿司店に運ばれ、包丁を入れてみれば…脂のノリもばっちりです。

 店の前には人だかり。

 「ブラボー!」と声をかけていた男性は…。

 一番マグロの追っかけ歴6年・増井孝充さん(55):「初競りの一番マグロを食べに三重県津市からやって来た。やっと待った恋人に出会えた気持ち」

 男性は「一番マグロの追っかけ歴6年」。朝から豊洲市場まで行って、一番マグロの競りを見てきたそうです。整理券番号は1番をゲット。

 一番マグロの追っかけ歴6年・増井孝充さん:「(マグロは)流線形。マグロは寿司界でフェラーリ。深紅の赤で情熱を感じる」

 恋しい人に会えるまで、あと1時間以上あります。

 一番マグロの追っかけ歴6年・増井孝充さん:「一番マグロを食べて伝説の目撃者になりたい。待ってろ、一番マグロ」

 寿司チェーンが毎年激しく争う、新春恒例マグロの初競り。

 すしざんまいを運営・喜代村、木村清社長:「お寿司といえばすしざんまい。あまりウケない」

 今年の一番マグロは、青森県大間産で212キロの巨大本マグロ。

 競り落としたのは、東京・銀座で寿司店などを経営する「オノデラグループ」と水産仲卸業者の「やま幸」のタッグです。ただ、今年は様子が違ったようです。

 やま幸・山口幸隆社長:「競り合った相手先が例えばスーパーだったりとか、まるっきり予想もしなかったところと競り合ったんで、どうなんだろうな…。なんか難しい時代というか、なんか難しいなと思った」

 「おのでら」の関係者によると、今年はIT関連会社や建築関係の企業が競りについて市場に問い合わせをするなど、直前まで読めず、不安だったそうです。

 人々を魅了する最高の一番マグロ…。釣り上げたのは青森にマグロ御殿まで作ったマグロの神です。

 一番マグロを釣った・竹内正弘さん(71):「おかげさまで授かっただけで、運が良いだけとしか…」

 今回の一番マグロに、神も太鼓判です。

 3604万円で競り落とされ、この後、1皿1040円で振舞われるマグロ。釣ったのは青森県大間町の漁師・竹内正弘さん。最高値を付ける、いわゆる一番マグロを釣り上げたのは今回だけではありません。2016年から3年連続、今回で通算7度目の快挙です。

 一番マグロを釣った・竹内正弘さん:「漁師歴…、まだ幼稚園だよ。23年ぐらいかな」

 自宅は木彫りのマグロが迎える「マグロ御殿」。室内には、ウミガメの剥製(はくせい)やカラフルなメダカが泳ぐ水槽、洋酒の数々。そして、リビングのガラスにもマグロがいます。さらには、ふすまには一面トラの絵が描かれています。すごい迫力です。

 今回の一番マグロを釣り上げたのは去年の大みそかの朝。

 一番マグロを釣った・竹内正弘さん:「俺としては船に揚がった時に最高だな、良い魚だなと思った。スタイルが良かったもんね。しっぽを切って肉質から体形から肌の色から最高に良い魚に見えました」

 竹内さんが太鼓判を押す一番マグロ、1番に食べたのは一番マグロを恋人と呼ぶ、三重県の増井さん。追っかけ歴6年で、ようやく1番に食べることができたそうです。

 一番マグロの追っかけ歴6年・増井孝充さん:「ずっと待ちに待った恋人に出会えた。2貫を食べたらウワっともやもやしたのが晴れてすごく元気になりました」

 鮮やかな赤身のマグロに皆さん手が止まりません。

 銀座おのでら・坂上暁史世界統括総料理長:「縁起物を食べて頂いて、ぴょんと飛躍する年になればうれしいです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事