米バイデン大統領が再選へ“出馬表明” も… 世論調査では7割が「出馬するべきではない」 逆風を追い風に変えられるか？【現地中継】｜TBS NEWS DIG
アメリカのバイデン大統領が、来年の大統領選挙への出馬を表明しました。今回は、動画を使っての出馬表明です。ワシントンから中継です。
ワシントン市内の労働組合の集会会場です。バイデン大統領はまもなくここで演説を行いますが、「第一声」は演説ではなくビデオメッセージの投稿でした。
「4年前に出馬した時、アメリカの魂を懸けた闘いにあると言いましたが、まだ闘いは続いています。だから再選を目指すのです」
きょうはバイデン大統領が前回の大統領選挙に出馬して、ちょうど4年という節目です。
ビデオメッセージでの出馬表明は今では当たり前の手法で、メディアで朝から取り上げられているだけでなく、SNS上で瞬く間に拡散しています。バイデン大統領は演説の中で言い間違いが見られることもありますが、ビデオであればその心配もありません。
メッセージの中でバイデン大統領は「過激な共和党員が自由を奪い、社会保障を削ろうとしている」と批判するとともに、民主主義や自由を守る重要性を強調し、支持を訴えました。
現在80歳のバイデン氏について、最新の世論調査では次の大統領選挙に「出馬するべきではない」と答えた人が70%に上りました。
異例ともいえる現職大統領への逆風を追い風に変えられるのか。再選に向けた厳しい戦いがきょうから始まります。
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