爆発物を持ったまま梅田や難波など大阪中心部を経由か 首相襲撃事件から1週間 容疑者は黙秘続ける
和歌山市で、岸田首相が襲撃された事件から、22日で1週間です。逮捕された男は、黙秘を続けているということです。
木村隆二容疑者(24)は15日、和歌山市で、岸田首相が演説する直前に爆発物を投げ込み、演説を妨害した疑いです。
木村容疑者は、選挙制度や岸田政権に不満を抱いていたとみられますが、取り調べに黙秘を貫いていて、詳しい動機は分かっていません。
一方、木村容疑者の足取りが明らかになりました。
警察によりますと木村容疑者は、事件当日の午前7時台に兵庫県川西市の自宅を出発したことが確認され、午前10時半ごろに南海和歌山市駅の防犯カメラに、木村容疑者とみられる人物が映っていました。
爆発物を隠し持ったまま、バスや電車を乗り継ぎ、大阪の中心部の梅田や難波を通っていたとみられます。
警察は、爆発物を鑑定するなど、殺人未遂などの疑いでの立件を視野に入れ、調べを進めています。
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