「殺人と同じ」ALS患者らの団体訴え 嘱託殺人の医師に懲役18年「怒りと悔しさで震え止まらない」
難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う女性を本人からの依頼で殺害した、嘱託殺人などの罪に問われた医師の男に懲役18年の判決が言い渡されたことを受け、患者らで作る団体が5日、会見を開き、「今回の事件は殺人と同じだ」と訴えました。
患者団体のメンバー
「命を被告は軽く見ている。安易に殺害に及んでいると判決がされたことは、よかったと思っている。生きたいのに、死ぬ方向に背中を押してしまったという殺人とも言えるのではないかと私は感じています」
ALS患者
「本日の判決を聞いて、怒りと悔しさで震えが止まりません。この事件はただの殺人です。林優里さんの死にたいという一面的な言葉や状況だけを切り取ること自体が差別です」
医師の大久保愉一(よしかず)被告(45)は2019年、全身の筋肉が衰える難病・ALSを患っていた林優里さん(当時51歳)からの依頼を受け、殺害した罪などに問われていました。
大久保被告側は「林さんの願いを叶(かな)えるためにやったことだ」などと、無罪を主張したものの、京都地裁は「真に被害者のためを思っての犯行ではなく、利益を求めた犯行だ」と指摘。そのうえで、「生命を軽視する姿勢は顕著で、強い非難に値する」として別の殺人などの罪と合わせ懲役18年の判決を言い渡しました。
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