「放置されているから邪魔に…」老朽化で不安の声あった光華寮 危険除去工事が始まる(2023年4月21日)

「放置されているから邪魔に…」老朽化で不安の声あった光華寮 危険除去工事が始まる(2023年4月21日)

「放置されているから邪魔に…」老朽化で不安の声あった光華寮 危険除去工事が始まる(2023年4月21日)

中国と台湾の間で半世紀以上も所有権争いが続いている京都の元留学生寮で、老朽化による危険を取り除く工事が始まったことがわかりました。

 1931年に完成した京都市左京区にある「光華寮」は戦時中、中国人留学生らが入居していましたが、戦後に台湾(中華民国)が購入します。ところが、1972年に日本が中国と国交を結び台湾と断交すると、中国と台湾の間で所有権争いが勃発。法廷闘争に発展して現在も係争中です。

 建物の老朽化が進行して、地元住民から不安の声が上がっていました。

 (近隣住民)
 「これがないと寂しい気持ちもありますね。だけど今となっては人が住んでないんで、それを放置されているから邪魔になるというような気持ちもあります」

 京都市によりますと、これまでも寮を管理する「京都華僑総会(中国側)」に対して、少なくとも2014年から危険を除去するよう行政指導を繰り返してきたということで、総会側がようやく応じた形となりました。

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