気温の寒暖差が招く“春バテ→五月病”の連鎖 症状改善にオススメな「入浴法」や「食べ物」とは?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

気温の寒暖差が招く“春バテ→五月病”の連鎖 症状改善にオススメな「入浴法」や「食べ物」とは?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

気温の寒暖差が招く“春バテ→五月病”の連鎖 症状改善にオススメな「入浴法」や「食べ物」とは?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

各地で夏日が観測される中、特に気を付けたいのが自律神経の乱れを招く「寒暖差」。健康に過ごすためにオススメな入浴や生活習慣を取材しました。

■激しい寒暖差 “春バテ”とは 自律神経に影響

南波雅俊キャスター:
温かくなるのは嬉しさもある反面、デメリットもあるということで、春といえば厄介な春の5K(花粉・黄砂・強風・乾燥・寒暖差)の中で“寒暖差”に注目したいと思います。

ここ最近、東京の気温は最高気温と最低気温の差が10度以上の日が続き、4月19日は14.9度の差、20日以降も気温差がかなりある状態が続くと予想されています。

そんな中、気になるのが“春バテ”です。

なぜ“春バテ”が起きるかというと、寒暖差がある状況で体温を一定に保とうとすることで、自律神経が過剰に働いてしまう。そうすると▼倦怠感▼肩こり▼頭痛▼気分の落ち込み、といった症状が出やすくなる。そして”私は春バテを感じてませんよ”という方も気をつけてほしいと、せたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司院長は言ってます。

せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司 院長
「”春バテ”の自覚症状がなくても、自律神経が乱れている可能性がある。日常生活を改善しないと、”五月病”になるおそれもある」

五月病というのは、梅雨前の気圧の変化などがあって、自律神経がポイントになってくる。倦怠感や頭痛などの症状が出やすいですが、”自律神経バランスチェック”をご紹介します。

【自律神経バランスチェック】
□代謝が悪く むくみやすい
□手足などが冷たく感じる
□室温が一定の場所に長時間いる
□寝つき・寝起きが悪い
□パソコンやスマートフォンを1日4時間以上使用
□首・肩が凝っている
□ストレスの多い生活

チェックポイントが3つ以上あると、五月病予備軍ではないかと久手堅院長は言っています。

■“春バテ”のポイントとなる自律神経

自律神経がポイントですけど、自律神経とは交感神経という、日中動くときに優位になる交感神経と、夜、リラックスするときに働く副交感神経があるんですが、結局、交感神経が優位になりがちなんだそうです。ですからリラックスしようとすると、これが一つの対策になってくるということです。

【”五月病”に負けない入浴方法】
・温度:38~40度
・時間:10~15分

重要な神経血管が多く通る首までしっかり浸かることで、血流も良くなってリラックスしていけるそうです。湯船に浸かれない場合は、シャワーを少し熱めにして、首や肩にかけてください。熱すぎると緊張感が走ってしまうので、交感神経が優位になるんですけど、少し熱くするとじっくり温められるということです。

【”五月病”に負けない睡眠】
・7~8時間の睡眠が重要

寝る時間はあまりずらさない方がいいということです。目安は±2時間で、バランスを保ってほしいということです。

ただ睡眠の質を高めるために必要なことで、お風呂上がりすぐに寝ないで、1時間半以上あけて寝てくださいということです。お風呂上がりで体が暖まりすぎると、深い眠りにつきにくくなるそうです。

【”五月病”に負けない食生活】
・バナナを食べること

自律神経を整える幸せホルモンと言われているセロトニンや、寝つきが良くなる睡眠ホルモンのメラトニンを作り出すための栄養素が豊富に入ってるバナナがいいんです。他にも乳製品や豆類もオススメだそうです。

【”五月病”に負けない呼吸法:1対2呼吸法】
・鼻から深く息を3秒吸って口からゆっくり6秒で吐く
・腹式呼吸を意識

1日1分でも効果的だそうです。副交感神経が優位になってリラックスできるそうです。

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