【カンボジア拠点“特殊詐欺”】「受け子」必要ない手口か

【カンボジア拠点“特殊詐欺”】「受け子」必要ない手口か

カンボジアのリゾートホテルを拠点とし、特殊詐欺に関わったとして19人が逮捕された事件で、グループが「受け子」を必要としない手口で詐欺を繰り返していたとみられることがわかりました。

カンボジアから移送された岡本大樹容疑者ら19人は13日朝、詐欺の疑いで送検されました。

岡本容疑者がリーダー格とみられる特殊詐欺グループは少なくとも75件の詐欺への関与が疑われていますが、捜査関係者への取材でほとんどが電子マネーのIDを聞き出したり、住所を指定して現金を送付させたりするなど「受け子」を必要としない手口だったことがわかりました。

被害者と対面しないことでメンバーが検挙されるリスクを避けるためだった可能性があります。

一方、現金を送付させる手口は金の回収役が必要になるため、警視庁は日本国内でも詐欺に関わった人物が複数いる可能性があるとみて調べています。
（2023年4月13日放送「ストレイトニュース」より）

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