【WHO事務局長】北朝鮮の感染状況「深く懸念」 ワクチン提供など申し出
WHO(=世界保健機関)のテドロス事務局長は17日、北朝鮮の感染状況について、「さらなる感染拡大を深く懸念している」と危機感を示しました。
テドロス事務局長「WHOは北朝鮮でのさらなる感染拡大のリスクを深く懸念している」
テドロス事務局長は、北朝鮮の人々はワクチンを未接種で、重症化や死亡するリスクの高い基礎疾患を持つ人も多いとして、危機感を示しました。北朝鮮に情報共有を求め、WHOとして検査キットや医薬品、ワクチン提供などの支援を申し出たことも明らかにしました。
一方、OHCHR(=国連人権高等弁務官事務所)は、感染拡大やそれに伴うさらなる移動制限などが食料の入手も困難な人々に「恐ろしい結果を招くだろう」と、北朝鮮の人権状況への悪影響を懸念しています。
(2022年5月18日放送「ストレイトニュース」より)
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