列島に“春の嵐” 桜は見納めに…東京で“風速20m” 7軒焼ける住宅火災も 1人死亡(2023年4月7日)

列島に“春の嵐” 桜は見納めに…東京で“風速20m” 7軒焼ける住宅火災も 1人死亡(2023年4月7日)

列島に“春の嵐” 桜は見納めに…東京で“風速20m” 7軒焼ける住宅火災も 1人死亡(2023年4月7日)

 6日は海沿いを中心に、列島を春の嵐が襲い、東京都内では強風が吹くなか、7軒が焼ける火事も発生しています。7日はさらに雨と風が強まる見込みです。

■都内各地で“15m超える”強風

 6日の東京は、最大瞬間風速20.1メートルを観測した羽田をはじめ、多くの地点で、瞬間的に15メートルを超える強い風が吹きました。

 お台場では、横断歩道を渡る女の子が髪飾りを諦めます。風は夜になっても…。

 男性:「強すぎますね」「(Q.髪が…)そうですね、髪もやばいですね。全部崩れちゃいました」「(Q.セットに時間かかった?)30分とか」「(Q.30分セットした髪が…)一瞬でしたね」

■桜は見納めに…花見客にも影響が

 この風で見納めとなりそうなのが「桜」です。

 石川県の金沢城公園では、桜吹雪が舞い、歩道には桜のじゅうたんが敷きつめられました。

 花見客:「もうちょっと散る前に来たかったですね。まあ、これはこれで風情があっていいんじゃないですか」

 東京・立川市の昭和記念公園では、最後のお花見を楽しもうという人々が、桜の下でレジャーシートを広げていました。

 ここでも風の影響が…。

 靴の中に缶ビールが入っています。なぜでしょうか?

 花見客:「風が吹くと倒れちゃうでしょ。“シューズビール”っていうの」

■住宅火災 風で煙が広範囲に…1人死亡

 一方、東京・町田市の住宅で発生した火災。

 上空から見ると、風にあおられた煙が広範囲を覆っていました。ヘリコプターが風上に回り込むと、複数の家に延焼しているのが確認できます。

 この火事で、ポンプ車など41台が出動しましたが、少なくとも7軒が焼け、火元の住宅からは1人の遺体が見つかりました。

 この家に住む80代の男性と連絡が取れていません。

■“春の嵐”きょうピーク 雨にも注意

 春の嵐は7日がピークとみられ、風に加え、雨にも注意が必要です。

 特に東海では8日朝までに多い所で160ミリ、近畿や関東甲信でも120ミリの雨量が予想されています。

(「グッド!モーニング」2023年4月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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