トランプ氏「起訴されるべきではなかった」 演説で潔白を強調(2023年4月5日)
トランプ前大統領は邸宅があるフロリダ州に戻って演説に臨み、「起訴されるべきではなかった」と身の潔白を強調しました。演説会場から報告です。
(小島佑樹記者報告)
トランプ氏が邸宅「マー・ア・ラゴ」の会場で行った演説はわずか25分ほどと短く、終始硬い表情で疲労の色がにじむものでした。
トランプ前大統領:「アメリカでこんなことが起こるとは思ってもみなかった。私が唯一犯した“罪”といえば、この国を破壊しようとするやつらから、この国を守ったことくらいだ。犯罪は存在せず、起訴されるべきではなかった。起訴されるべきではなかったんだ」
トランプ氏は自身に向けられた捜査が民主党によるものだと主張し、「法執行機関を利用して選挙を妨害しようとしている」「選挙で勝てないから、法律で勝とうとしている」などと批判しました。
自分が「政治的迫害の被害者」だと印象付けることで岩盤支持層の拡大につなげたい思惑が透けてみえます。
起訴を受けて、トランプ氏の支持者のなかには「自分が盾になってでもトランプ氏を守る」と話す人もいて、熱狂の度合いが増しているのを実感します。
今回の起訴がトランプ氏の思惑通り有利に働く面がある一方で、大統領選挙の本選で鍵となる無党派層は一層距離を置く可能性があります。
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