焼き鳥店で5人が食中毒…加熱用肉を生のまま刺身で提供 営業停止処分 京都・宇治市(2023年4月4日)
京都府宇治市の焼き鳥店が「加熱用」の鶏肉を生のまま「刺身」として提供し、男女5人が下痢や腹痛を訴えるなどの食中毒が発生したことが分かりました。
食中毒が発生したのは宇治市小倉町の焼き鳥店「彩香鳥」です。
府によりますと、3月19日に店で飲食した15歳~34歳の男女5人が下痢や腹痛などの症状を訴え、うち4人から食中毒の原因菌の1つである「カンピロバクター」が検出されました。
入院した人はおらず全員快方に向かっているということです。
5人は「加熱用」の鶏肉を生のまま「刺身」として調理した「生鶏肉盛り合わせ」を食べていて、店側は「目視で確認し新鮮だから大丈夫だと思っていた」と話しています。
府は店に対し数年前からこうした行為について指導を行っていて、4月4日から3日間の営業停止処分としました。
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