“原因不明の小児肝炎”国内初の死者…専門家「子どもの変調を見逃さないことが重要」(2023年4月4日)
欧米を中心にWHO(世界保健機関)への報告が相次いでいる、“原因不明の小児肝炎”。去年4月からこれまでに1000例以上が報告され、肝移植が必要な重篤なケースや死亡したケースもあります。
国立感染症研究所などによりますと、国内では2月16日までに162人が、この肝炎の疑いがある患者として報告されています。そのうち1人が死亡、3人が肝移植をしたということです。
専門家は、「子どもの変調を見逃さないことが重要」だと話します。
長崎大学病院小児科 森内浩幸教授:「昔から原因の分からない急性肝炎はいたし、そのために命を落とす子どもも毎年のようにいる。今回新しいことが起こったと、おびえることはない。最初は体がだるいと言って遊ばなくなったり、次はおなかが痛いとか、むかむかして吐いたりする、便がゆるいとか。肝臓悪いのかなと気付くのは、黄疸(おうだん)が出た時で白目が黄色くなる。子どもの様子が普段と違うなと思ったら、かかりつけの先生に相談してください」
(「グッド!モーニング」2023年4月4日放送分より)
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