「桜前線」異例スピードで北上 今年で見納め「100年桜」惜しむ声も(2023年4月3日)

「桜前線」異例スピードで北上 今年で見納め「100年桜」惜しむ声も(2023年4月3日)

「桜前線」異例スピードで北上 今年で見納め「100年桜」惜しむ声も(2023年4月3日)

 新年度の始まり。桜の木の下でマスクのない笑顔があふれます。

■“名所トンネル”13日早く満開!

 異例のスピードで北上する桜前線。桜のトンネルが続く長野随一のサクラの名所「城山公園」。平年より13日早く満開となりました。

 山形県霞城公園。浜松から山形へ、桜前線を追うように来た新入生の親子が記念撮影です。

■都内穴場 スカイツリーとコラボ

 都内もまだ間に合います。墨田区の旧中川水辺公園周辺は桜と様々なコラボレーションが楽しめる場所でもあります。

 桜とスカイツリー。さらに総武線ともコラボが楽しめます。カヤックに乗り、川から桜とスカイツリーを楽しむツアーも人気です。

■駅前彩る「100年サクラ」 今年で見納め

 文字通り“見納め”となるサクラがありました。

 東京・あきる野市。小さい駅を彩る満開のサクラ。花が散った後、伐採されることになり、人々が名残を惜しみます。
 
 第2次大戦前の1925年。あきる野市では五日市鉄道が開通。沿線の植木職人・坂本安兵衛が開通を祝い、私財を投じて植えたとされる「安兵衛桜」。

 100年近く街を見守り続けた桜。幹の空洞化など倒れる危険性も高まり、管理するJR東日本が伐採を決めました。

 夜は有志によりライトアップもされるなか、去年伐採予定だった桜。住民たちの要望により、今春花が散った後の延期が決まりました。駅を行く人々に春の訪れを告げていた桜。1世紀の時を経て、その役目を終えようとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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