公道の走行解禁!「自動配送ロボット」の手を借りて運送業“人手不足”を解消へ(2023年4月3日)

公道の走行解禁!「自動配送ロボット」の手を借りて運送業“人手不足”を解消へ(2023年4月3日)

公道の走行解禁!「自動配送ロボット」の手を借りて運送業“人手不足”を解消へ(2023年4月3日)

今月から自動配送ロボットが公道を走行できるようになります。
近未来の宅配サービスの現場を取材しました。

▽「自動配送ロボ」が物流の担い手に
段差を乗り越え…目的地に向かいスムーズに左折。商品や荷物を運ぶ“自動配送ロボット”去年5月からつくば駅周辺で始まったこのサービス。スマホで注文した物を自宅や指定した場所に届けてくれます。
(楽天グループ 牛嶋裕之 ロボット配送担当)「3Dマップですね、これと現在ロボットがセンサーで検知している周囲の状況を照らし合わせて自動で走行しています」
街には多くの人や自転車が行き交っていますが…
「ちゃんと止まった」
道を譲ってから、再び動き出します。商品はパスワードを入れ、受け取る事が出来ます。ロボット配送を利用する飲食店のオーナーは…
(飲食店オーナー)「お弁当とか、そういうものを配送。ちゃんと届けてくれるのはすごいなって思います」
これまでは人の付き添いが必要でしたが、今月「改正道路交通法」が施行され、ロボットだけでの配送が可能になりました。この日、夜間に利用した女性は…
(利用者)「3人、男の子がいるのでよく食べます。ロボットでここまで来てもらえるととても楽です」
(楽天グループ 牛嶋裕之 ロボット配送担当)「人手不足ですので、配達員をなかなか確保しづらい。ロボットが使えるようになることで、便利なサービスがより展開しやすくなっていく」

▽“ドライバーレス”自動運転レベル4解禁
今月から、人を乗せて運ぶ“自動運転”も新たなステージに…。
(佐々木一真アナウンサー)「こちら非常にスムーズに、そして静かに進むバスですけれども、社内にはアクセル、ブレーキがありません。そしてハンドルもありません。」
(マクニカ スマートモビリティ事業部 福田泰之部長)「これは自動運転の車両になりますので、基本的にそういったものは無くてですね。何か自動で運転できなくなった場合に、このコントローラーを使って運転操作をする」
地図や映像データをもとに走行する “自動運転バス”。これまで自動運転は“レベル3”で、何かあった場合に対応する人員の同乗が必要でしたが、今月から“レベル4”が解禁となり、走行ルートを決めるなど、特定条件下での“完全自動運転”が可能となりました。
(マクニカ スマートモビリティ事業部 福田泰之部長)「過疎地、中山間地域においては、やはり移動課題を持つ方が多いですから、そういった方々への移動支援としての自動運転車両の活用」
すでに、全国50以上の自治体で実証実験が行われており、問い合わせも100件を超えているといいます。
(マクニカ スマートモビリティ事業部 福田泰之部長)「自動運転のレベル4になった時にドライバーさんが車両からいなくなりますのでこういった遠隔の監視のシステムを使って、複数の車両をモニタリングすると今は人が見てやってますけども、AIがこれを判断できるようになれば、将来的には一人で何十台も車両を同時に見るような世界がやってくる」

4月2日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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