歓送迎会が復活「連日満席」…花束の注文は去年比1.8倍「今年は結婚式も戻ってきた」(2023年3月31日)
出会いと別れの季節である春の歓送迎会は、コロナ禍で数年間中止が相次いでいました。しかし、マスクの着用が個人の判断となり、飲食店には徐々に客足が戻って来ています。
■4年ぶり宴会…歓送迎会が復活「連日満席」
歓迎会で集まった会社の同僚17人。久しぶりの対面での飲み会に戸惑いもあるのか、飲み物がそろってから、ようやくマスクを外します。
宴会客:「(Q.これだけ大人数の宴会は、いつ以来?)久しぶりじゃないですかね。ちょこちょこと、少人数ではやっていましたけど。大人数は何年ぶりレベルじゃないですかね」
これまで飲み会を自粛してきた企業が、今年は軒並み「歓送迎会」を復活させています。
異動してきたばかりの人にとっては、対面での飲み会は大いにプラスになりそうです。
歓迎される人:「緊張もありますけど、こうやって顔合わせできたところで、一つ人を知れたかなと思います。障害の一つは減ったのかなと思います」
別のテーブルにも、大勢の宴会客がいました。予約状況は、どうなっているのでしょうか。
バーデンバーデン 曽根崎武吉代表:「お陰様で、連日満席をいただいております。きょうは10名様。あと17名様ですね」「(Q.去年は全くみられなかった予約?)去年は、10名以上のご予約はほとんどありませんでしたね。去年の倍くらいのお客様が、来店しているのではと思っています。これは、ありがたい限りです」
飲食店への販売が中心の酒店。注文が入れば、すぐに商品を店まで配達します。
4年ぶりとなる本格的な歓送迎会シーズンを迎え、注文が戻ってきました。
酒のソクハイ上野店 鹿股拓哉さん:「(昨年比で)売り上げベースで150%。客数でみても、同等の割合で増えています」
■歓送迎会・結婚式…花束の注文も急増
忙しいのは、飲食店だけではありません。
東京・上野で30年以上営業している生花店。今、注文のピークを迎えているが、歓送迎会用の花束です。
送別会用を買った客:「ようやく送別会も何度か実施。少人数ではあるんですけど、できるようになってきましたので。そのような場面で、お花の方は渡しています」
従業員が見ているのは、きょう一日の予約台帳。去年はコロナの影響で注文が少なく、このような表を作る必要はありませんでした。
飛び込みの注文も増えているといいます。
フローリスト咲・長谷川幸子店長:「まだ、あしたになってみないと分からないですけど、今のところは(去年の)1.8倍」
さらに今年は、歓送迎会以外にも、こんな動きがあるといいます。
長谷川店長:「今年に関しては、結婚式も戻ってきたので。(忙しさが)プラスになっている。(従業員は)ブライダルの学校に行って、ブライダルの勉強をしてきて、(結婚式用を)できなかった子たちも結構いたので、コロナの時。かわいそうだったので。それが、学校で学んできたことをここでできると、やりがいはあると思います。そうですよね」
従業員:「はい」
■花見楽しみながら…「送別と歓迎」
駆け込みの花見客でにぎわう上野公園では、お花見しながら歓送迎会を楽しむ、かつての光景が戻ってきました。
花見客:「送別と歓迎です。待ちに待っていました」「コロナ時期に、私は新卒だったので。(歓送迎会が)なかったので、ほんとにはじめましての歓迎会で、とてもうれしいです」
(「グッド!モーニング」2023年3月31日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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