【値上げの波】4月1日から食品4892品目 「購買意欲落とさないよう…」スーパーの苦悩(2023年3月30日)

【値上げの波】4月1日から食品4892品目 「購買意欲落とさないよう…」スーパーの苦悩(2023年3月30日)

【値上げの波】4月1日から食品4892品目 「購買意欲落とさないよう…」スーパーの苦悩(2023年3月30日)

■4月1日から“値上げの波” 4892品目

 都内のスーパーを訪れてみると…。

 アキダイ・秋葉弘道社長:「今年はマヨネーズとかしょうゆなんかも値上がりするみたいですね。マヨネーズは去年も値上がりしているので、2年連続値上がりということですから」

 調味料ではポン酢やつゆなどの価格を5%から16%引き上げ、マヨネーズを3%から21%値上げします。さらに…。

 アキダイ・秋葉弘道社長:「こちら乳製品のコーナーなんですけどもヨーグルトとかチーズ、バターなどが値上がりの対象になっていますね」

 乳製品はヨーグルトやチーズなど約1.8%から13%の値上げになります。他にもハムやソーセージなど食品値上げは4892品目に上り、去年1月以降で3番目の多さです。

 買い物客:「絶対買わなきゃいけないものが高くなるので、買わないわけにはいかない。我慢することもできないので…。今のうちに買っておきます」「困るけど、どうしようもないので…。政治でなんとかしてほしい」

 女性は加工肉はあまり買わず、こんな努力を。

 買い物客:「例えば肉製品とかだったら、自分でハムを作るとか色々やり方がある。できるだけ考えて作るとか、そういうことも考えます」

 お店側としても、一番の懸念は購買意欲が低下することでした。

 アキダイ・秋葉弘道社長:「普通の食材、皆上がって、調味料はじめ、上がっているのでお客様への価格への関心度は非常にうまくない。簡単に値段を上げられない状況」

 アキダイでは、値上がりする商品の在庫を多くして値上げのタイミングを遅らせたり、生鮮食品を特売することで客の購買意欲を上げていきたいといいます。

 アキダイ・秋葉弘道社長:「食材がある程度安くなれば、調味料がないからどうしてもその味が必要だから(調味料を)買おうという形になる。お店側としても生鮮食品をある程度安く売ることで、少しでもお客様の購買意欲を落とさないように頑張ってやっている。切羽詰まっているという言い方が一番正しいですかね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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