IOC ロシア、ベラルーシの国際大会復帰は「個人資格」のみ 軍所属は認めず(2023年3月29日)

IOC ロシア、ベラルーシの国際大会復帰は「個人資格」のみ 軍所属は認めず(2023年3月29日)

IOC ロシア、ベラルーシの国際大会復帰は「個人資格」のみ 軍所属は認めず(2023年3月29日)

 IOC=国際オリンピック委員会はロシアの選手について、個人資格とするなどの条件付きで国際大会に復帰させるよう勧告しました。パリオリンピックについては判断を先送りしました。

 IOC・バッハ会長:「ロシアもしくはベラルーシのパスポートを持つ選手は、個人資格の中立的な選手としてのみ出場すること」

 IOCは28日、ウクライナ侵攻の後、国際大会から除外されたロシアとベラルーシの選手の今後の大会参加について国際競技連盟に勧告を出しました。

 国旗を示すことはできず、個人資格としてのみ参加は認められます。

 両国の軍に所属する選手は引き続き除外され、チームスポーツも参加はできません。

 来年に迫ったパリオリンピック・パラリンピックへの出場については「適切な時期に判断する」と述べ、判断を先送りしました。

 両国の選手の参加を巡っては、ウクライナがパリ大会のボイコットにも言及するなど国際的な反発が強まり、IOCの判断が注目されています。
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