竹田元会長に「分け前の一部渡す」と提案も断られる　収賄罪で起訴の元コンサル会社代表　午後に初公判の五輪汚職事件｜TBS NEWS DIG

竹田元会長に「分け前の一部渡す」と提案も断られる　収賄罪で起訴の元コンサル会社代表　午後に初公判の五輪汚職事件｜TBS NEWS DIG

東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、賄賂の受け皿になったとされる大会組織委員会元理事の知人がJOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和元会長にも「金を渡そうとして断られた」と供述していたことがわかりました。

コンサル会社元代表で大会組織委員会元理事・高橋治之被告（78）のゴルフ仲間の松井譲二被告（75）は、高橋被告とともに駐車場最大手「パーク24」のスポンサー契約業務をめぐり、広告大手「ADK」からおよそ2000万円の賄賂を受け取ったなどとして去年11月、東京地検特捜部に在宅起訴されました。

賄賂とされるカネは松井被告の会社の口座に振り込まれていて、そのうちの一部は2019年に「高橋被告に渡した」と松井被告が供述していましたが、その後の関係者への取材で、松井被告は高橋被告のほかにもJOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和元会長に「賄賂の分け前を渡そうとしたが断られた」と供述していることが分かりました。

松井被告の初公判はきょうの午後に開かれます。

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