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『塩野義製薬』コロナ飲み薬…臨床試験で“6割~8割の患者で体内のウイルスが減少”(2022年2月7日)
「塩野義製薬」が新型コロナウイルスの国産治療薬を実用化に向けて前進させました。
2月7日の午後、塩野義製薬の手代木功社長は次のように述べて、現在開発中の新型コロナウイルス感染症の飲み薬について、その効果への期待感を示しました。
(塩野義製薬 手代木功社長)
「非常にいい手ごたえを現時点で感じております。このデータがもう一度再現されれば、非常にいい薬剤になる可能性が非常に高い」
塩野義製薬は、国内の軽症・中等症患者69人に対して臨床試験を実施。偽薬の場合と比べると飲み薬を服用した場合、6割~8割の患者で体内のウイルスが減少したということです。現在、400人を超える患者に同様の試験を実施中で、その結果をとりまとめた上で2月中にも国に承認申請を行うとしています。
一方、岸田文雄首相は2月7日、国産の飲み薬について治験完了前に実用化を認める考えを表明しています。
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