ドアから“黒い手”青果店で1分半ほどの犯行 すし店強盗で防カメに似た男も(2023年3月27日)
■深夜の青果店 手慣れた犯行
警察署から送検されていく様子を報道陣が撮影していたのは…。窃盗などの疑いで26日に逮捕された川崎市の職業不詳・野口勇樹容疑者(50)。
20日の午前1時ごろ、閉店後の青果店から現金約17万円などを盗んだ疑いが持たれています。
被害に遭った青果店の店主:「レジには触ってないですね。(貴重品が)置いてある場所も真っすぐ行ってますしね。全然、探す様子はなかったですね」
防犯カメラの映像は、手慣れた犯行のようだったといいます。
■ドアから伸びる手? 1分半ほどの犯行
さらに、侵入の手口もはっきりと捉えていました。鍵が掛かっている裏口ドアをこじ開けるのではなく、ドアノブの下に開けた穴から伸びていたのは“黒い手”でした。
ドアノブの下に何らかの工具で四角く開けた穴から手を差し入れて鍵を外した後、男が侵入してきました。野口勇樹容疑者です。
つけてあった明かりを用心深く消した後、持参したかばんの中をごそごそと探し、バールのようなものを取り出しました。棚をこじ開けると金目になりそうなものを物色。現金17万円などを盗んで立ち去りました。わずか1分半ほどの犯行です。
実はこの事件から3日後の23日午前3時20分ごろ、青果店から350メートルほど離れたすし店でも80代の店主が鉈(なた)のようなもので頭を切り付けられ、重傷となる強盗傷害事件が発生しています。
防犯カメラに野口容疑者と似た男が映っていたことから警視庁は関連を捜査しています。
「記憶にありません」と話した以降は、黙秘しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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