【北発射のミサイル】すでに海上に落下か…被害の報告なし~日本政府関係者
韓国軍は北朝鮮が19日午前、日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射したと明らかにしました。日本政府関係者によりますと、ミサイルはすでに海上に落下したとみられるということです。
韓国軍によりますと、北朝鮮は午前11時過ぎ、北西部の東倉里付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射しました。飛距離など詳しい情報は明らかになっていませんが、韓国軍は「追加発射に備えて監視と警戒を強化している」としています。
北朝鮮によるミサイルの発射は、東京で日韓首脳会談が行われた今月16日朝に、ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星17」の発射訓練を行って以来です。
このとき、訓練を指導した金正恩総書記はアメリカと韓国による合同軍事演習を非難し、「軍事的蠢動が持続し拡大されるほど取り返しのつかない脅威が重大な水準に至ることを悟らせる」などと警告していました。
今月13日に始まった米韓の合同演習は23日まで続く予定で、北朝鮮のさらなる軍事行動が懸念されていました。
日本政府関係者によりますとミサイルは日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられるということです。また現時点で被害の報告は入っていないということです。
(2023年3月19日放送)
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