西武HDがプリンスホテルなど約30施設を海外ファンドに売却へ
西武ホールディングスが、プリンスホテルなど国内のおよそ30施設を、外資系ファンドに売却する方向で最終調整していることがわかりました。
関係者によりますと、西武ホールディングスが売却する方向で最終調整しているのは「ザ・プリンスパークタワー東京」や「札幌プリンスホテル」など国内のホテルやスキー場、ゴルフ場、合わせておよそ30施設です。売却先はシンガポール政府系の投資ファンド「GIC」で売却額は1500億円規模になる見通しです。売却後もプリンスホテルのブランドやサービスの提供は続ける予定です。
新型コロナの感染拡大でホテルの利用が低迷するなか、今回、施設を売却することで資産を圧縮し、資金繰りを改善させたい考えです。西武は「現時点で決定した事実はない」とコメントしています。
(06日00:18)
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