ごみで溢れるパリ 年金制度改革案に反対でスト続く｜TBS NEWS DIG
フランスでは、政府の年金制度改革案に抗議するストライキが様々な業種で続いていて、首都パリでは回収されないごみが街中にあふれる事態になっています。
記者
「パリでカフェを楽しむにはいい季節になって来たのですが、周りはこのとおり、ごみの山です」
フランスでは、年金の受給開始年齢を現行の62歳から64歳に引き上げるとする政府の改革案に多くの市民が反発しています。
パリ市のごみ収集や焼却場の従業員も6日からストに入り、現地メディアによりますと、およそ6600トンのごみが回収されていないということです。
市民
「街がネズミだらけになる前に、ごみを持って行ってもらわないといけませんね」
「辛いけど、闘う理由があるから理解もしています」
政府は16日に年金改革法の成立を目指していますが、最新の世論調査では67%の人がデモやストに賛成していて、混乱は収まりそうにありません。
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