都心ポカポカ22℃超 青空×菜の花…まるで“黄色いじゅうたん”「素晴らしい」(2023年3月9日)

都心ポカポカ22℃超 青空×菜の花…まるで“黄色いじゅうたん”「素晴らしい」(2023年3月9日)

都心ポカポカ22℃超 青空×菜の花…まるで“黄色いじゅうたん”「素晴らしい」(2023年3月9日)

 8日に続き、ポカポカ陽気となった都心。3月上旬までに22℃を超えるのは7年ぶりです。都内の庭園には菜の花の見事な景色が広がりました。

■黄色いじゅうたん…青空×菜の花「素晴らしい」

 その光景は、まるで“黄色いじゅうたん”です。東京・中央区にある浜離宮恩賜庭園。30万本の菜の花が来園客を楽しませています。

 アメリカから来た人:「私たちがこれまで訪れた場所の中で、最も素晴らしい光景の一つです。この美しい花。明るく鮮やかな黄色、これは見ておくべきです」

 フィリピンから来たという2人。5年ぶりに、この菜の花畑を見に来たそうです。

 フィリピンから来た人:「ミツバチも飛んでいて、非常に美しい。私の知る限り、このような景色はフィリピンにはない。3月と4月が非常に良い。フィリピン人は涼しい気候というのを知らない」

 常夏の国の人もお墨付き。8日に続き、ポカポカ陽気となった東京。都心で3月上旬までに22℃以上になるのは7年ぶり。関東各地で今年一番の暖かさとなりました。

 来園客:「最高だけど、ちょっと暑すぎ」「朝、何を着ていいか分からない」

■撮影スポットに…“春満開”チューリップ3万本

 栃木県足利市の花のテーマパークではもう一つ、春を代表する花が見頃です。

 赤、白、黄色にピンクなど色とりどりのチューリップ3万本が咲き誇ります。

 園内は、たちまち撮影スポットに早変わり。モデルさんではなく、娘さんを全力で撮影するお父さん。SNSなどに動画をあげているんだとか。

 来園客:「自然に、歩いている姿とか」「(Q.服装のポイントは?)春らしい感じ。白を強調して春のイメージ」

 さらに、目だけでなく舌でも楽しめる“春が”あります。

 花より団子。さくらもち味のソフトクリームが土日と祝日限定で味わえます。

■鮮やかピンク“大漁桜”満開「ふんわりしている」

 千葉県の南房総エリアも4月下旬並みの暖かさに。現在、「頼朝桜まつり」を開催中の鋸南町。1万6000本の桜が町を彩っています。

 千葉鋸南日本花の会・重田恒久代表:「これは河津桜だが、愛称が付いていて『頼朝桜』」

 町では21年前、「日本一の桜の里」を目指して伊豆半島から株分けされた河津桜を植樹。源頼朝が平家との戦いに敗れた後、鋸南町の辺りで再起を図ったことにちなみ、「頼朝桜」と呼んでいるということです。

 とはいえ、早咲きの頼朝桜は、やや葉っぱが目立つ状況。でも、その代わりに…。

 淡いピンク色が鯛に似ていることから名付けられたという「大漁桜」。ソメイヨシノより一足早く咲くのが特徴です。

 頼朝桜から大漁桜、そして今月下旬にはいよいよソメイヨシノが花開く予定。2月から4月まで楽しめる桜の“開花リレー”です。

 茨城県の牧場では、この暖かさで“春の出産ラッシュ”を迎えています。

■子ヤギ20頭!出産ラッシュ…ダチョウも

 元気よく走り回るヤギの赤ちゃん。ミルクを勢いよくゴクゴク。あっという間に…。

 ダチョウ王国石岡ファーム・北住明里さん:「今は園内の方で20頭くらい。ベビーラッシュ」

 生まれて1、2週間の赤ちゃん。春にベビーラッシュを迎える訳は…。

 ダチョウ王国石岡ファーム・来住明里さん:「寒い時期に産んでしまうと、低体温とかで亡くなったりする。暖かい時期に計算して産ませている」

 本来、ヤギは季節を問わず出産しますが、子ヤギがスクスク育つ春に出産させるといいます。

 暖かい春に“ベビーラッシュ”を迎えるのがダチョウです。体長2メートルのダチョウから生まれる卵は巨大です。

 産卵から約1カ月、可愛い雛が続々と誕生します。

 ダチョウ王国石岡ファーム・来住明里さん:「3月から5月が1年を通してお客様が一番多い。赤ちゃん見ると温かいし、春の訪れを感じる。皆さん楽しみにして来られる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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