【最高裁に特別抗告】39年前の滋賀県日野町強盗殺人事件“再審を認める決定”
39年前、滋賀県日野町で起きた強盗殺人事件で、大阪高裁が裁判のやり直しを認めたことについて、検察が決定を不服として、最高裁判所に特別抗告を行いました。
この事件は1984年、滋賀県日野町の酒店で、経営者の女性が殺害され金庫が奪われたもので、常連客だった阪原弘さんが強盗殺人の罪に問われ無期懲役の判決が確定しました。
阪原さんは、服役中に75歳で死亡しましたが、「警察の証拠は犯人に仕立てるため偽装された疑いがある」と主張し、遺族が、裁判のやり直しを求めています。
5年前には、大津地裁が再審を認める決定を出し、先月、大阪高裁も、「無罪を言い渡すべき明らかな証拠がある」などと、大津地裁の判断を支持しました。
この決定に対し、検察は「承服しがたい」として、6日付で最高裁判所に特別抗告を申し立てました。今後、最高裁判所が、裁判のやり直しを認めるか判断することとなります。
検察の申し立てを受け、阪原さんの遺族が会見を開き、検察の姿勢を批判しました。
阪原弘さんの長男・弘次さん
「(大阪高裁の決定で)再審裁判において、父の無念を晴らすことができると思っていた。さすがにショックでした。これが法に携わる者のすることなのかと憤りを感じました」
(2023年3月6日放送)
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