ドイツで新規感染者最多でも・・・WHO欧州事務局長「感染抑え込める可能性」
新型コロナの感染拡大が続くヨーロッパで、WHO(世界保健機関)の担当者が3日、春にかけて「感染を抑え込める可能性がある」という見解を示しました。
ドイツでは3日発表の新規感染者が23万人を超え、過去最多を更新するなど、ヨーロッパでも感染拡大が続いています。
こうした中、WHOヨーロッパ地域事務局のクルーゲ事務局長は3日、「感染拡大を抑制できるこれまでにないチャンスが来ている」と述べました。理由としては、▽ワクチン接種や感染により免疫を獲得した人が増えたこと、▽冬の終わりが近づいていること、▽オミクロン株の重症化率が比較的低いことをあげています。そして、この機会にワクチン接種や個人での感染対策を続けることなどで流行の「終わり」とまではいかなくても、「長期の安定期」をもたらす可能性があるという見解を示しました。(04日03:29)
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