ウクライナ軍 東部の要衝「バフムト」から撤退の可能性 米研究機関(2023年3月6日)

ウクライナ軍 東部の要衝「バフムト」から撤退の可能性 米研究機関(2023年3月6日)

ウクライナ軍 東部の要衝「バフムト」から撤退の可能性 米研究機関(2023年3月6日)

 ウクライナ東部の要衝バフムト周辺でウクライナ軍が段階的に撤退を始めた可能性があると、アメリカの研究機関が分析を発表しました。

 アメリカの戦争研究所は6日、激しい攻防が続いているバフムト東部から、ウクライナ軍が撤退を始めた可能性があり、ロシア軍とロシアの民間軍事会社「ワグネル」の部隊が前進しているため、多数の犠牲者が出ていると分析しました。

 ウクライナ軍がバフムトから一斉に撤退する可能性は低く、ロシア軍を疲弊させるため、段階的に撤退を行う可能性があるとも述べています。

 一方、イギリス国防省は5日、「動員されたロシアの予備兵が、銃器とシャベルのみでウクライナ軍の拠点を襲撃するよう命じられた」との報告を発表し、ロシア軍の物資不足が背景にあるとみられるとの見方を示しました。
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