高校生に配布「タナベノマスク」回収騒動 “選挙活動”は誤解?(2022年2月3日)
配送料が10億円にも上るとの試算で注目が集まる「アベノマスク」。一方で高校生らに無料で配布されたあるマスクが物議を醸しています。
マスクに添えられた田辺静岡市長のイラスト。「アベノマスク」ならぬこの「タナベノマスク」がドタバタの回収劇を引き起こしました。
静岡市・田辺信宏市長:「市長の思い受け取ってもらえるようにお願いする」
静岡市は先週、不織布のマスクを市内にある27の高校すべての生徒1万9000人に無料で配布するために学校に配送しました。
しかし、このマスクにある問題が。
それは感染予防を呼び掛けるメッセージとともに添えられた市長の名前とイラスト。
こんな指摘が・・・。
ネット上の声:「高校生に配布するマスクに市長の名前・似顔絵のイラストって・・・。来年は静岡市長選だし18歳以上の高校生には選挙権があるし、うまく考えたな」
実は来年春に静岡市長選が控えていて、現在の高校3年生と2年生は、その市長選の際に有権者になる可能性があるのです。
これに対して静岡市は。
静岡市の担当:「そのような見方をする人がいるということにまで思いが及ばなかった。直ちに法的に問題はないが誤解を招かないように別のマスクと取り換える」
静岡市はすでに生徒の手に渡ったマスクは回収せず、まだ生徒の手元に届いていない1万1000枚は学校から回収し、市長のイラストが入っていないマスクと交換するということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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