コロナ収束願い各地で豆まき “新たな武器”着々と準備も・・・(2022年2月3日)
政府は13日に「まん延防止措置」の期限を迎える東京など13都県への対応を来週にも判断する方針です。
皆の願いは一つです。
3日は節分。各地で豆まきが行われました。成田山新勝寺では、市川海老蔵さん(44)らが豆をまきました。舞台は設置しないなど、規模は縮小しながらです。
和歌山県では、マントヒヒに豆を。
福島県の駅では、ネコの従業員たちが豆よりも「カニカマ」に夢中です。
多くの人の願いが届いたのでしょうか。大きく変わった点があります。
後藤厚生労働大臣:「『感染者の発症日』または『感染対策を講じた日』のいずれか遅い方を『ゼロ日目』として、『7日目』まで発症しない場合は『濃厚接触者としての待機期間』を終了する取り扱いにしたい」
家族が濃厚接触者となった際の待機期間。これまで最長で17日の待機が求められていましたが、7日に短縮すると発表しました。
8日目以降、濃厚接触者が発症する割合は0.02%という分析結果を受けて見直されました。
野党は、さらなる短縮も可能としています。
立憲民主党・中島克仁議員:「抗原検査2回をもって5日間への待機短縮は早急に議論して結論を出すべき」
後藤厚生労働大臣:「地域の判断の範囲だと思っている」
感染者が2万人を超えた東京都。医療提供体制は去年10月以来、最も深刻なレベルに引き上げられました。
東京都・小池百合子知事:「感染状況と医療提供体制の両面で最高レベルの赤色となりました。この状況になるのは4カ月ぶりのこととなります。オミクロン株の特性を踏まえた対策を強化しまして、何としても感染拡大を食い止めて参ります」
緊急事態宣言要請の“新たな基準”が発表されましたが、今月13日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」は「延長する可能性が高い」との見方が強まっています。
国立国際医療研究センター国際感染症センター長・大曲貴夫医師:「1週間後の2月10日の推計値は1.54倍。一日あたり2万4756人と爆発的な感染状況となります」
“新たな武器”も、着々と準備が進んでいます。
3日に公開された宿泊療養施設。入所した人は、任意で飲み薬の治験に参加できます。
薬は「塩野義製薬」の飲み薬で、承認されれば3月までに100万人分の供給を目指しています。
アメリカの「モルヌピラビル」が去年12月に承認されましたが、出遅れた理由もあります。
塩野義製薬医薬開発本部臨床開発部長・上原健城さん:「我々が治験を始めた段階ではオリンピックが終わっている段階で(感染が)収まっている状況だったので治験の進行が送れたんですけども、200例300例は都内のなかで、このホテル治験の環境下でも集めて頂けると考えています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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