神宮外苑の再開発 “認可取り消し”求め住民ら提訴(2023年3月1日)
老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場を建て替え、商業施設などが入る高層ビルが新たに建設される、明治神宮外苑地区の再開発事業。東京都は、先月17日に事業を認可しています。
これに対し、周辺住民などおよそ60人は先月28日、東京都に対して認可の取り消しなどを求める訴えを起こしました。
山下幸夫弁護士：「密室で、どんどん事業者と共に計画を進めていった。とりわけ、木を何本伐採するのか、そういうものに関する情報が極めて不足しているなかで、環境アセスメントが行われた」
訴状によりますと、東京都が認可の前提としている事実関係に誤りがあるということです。
事業者の一つである三井不動産は、今月下旬から神宮第二球場の解体工事に着手すると公表しています。
（「グッド！モーニング」2023年3月1日放送分より）
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