7月参院選は「違憲状態」 一票の格差巡り東京高裁(2022年10月18日)

7月参院選は「違憲状態」 一票の格差巡り東京高裁(2022年10月18日)

7月参院選は「違憲状態」 一票の格差巡り東京高裁(2022年10月18日)

 今年7月の参議院選挙の「一票の格差」は憲法違反だとして、弁護士グループが東京選挙区などの選挙の無効を求めた裁判で、東京高裁は選挙は「違憲状態」だったとの判断を示しました。

 一票の格差が最大で3.03倍だった今年7月の参院選を巡っては、弁護士グループが「投票価値の平等を定めた憲法に違反する」として選挙の無効を求め、全国14カ所の高裁などで合わせて16件の裁判を起こしています。

 東京高裁は今月18日の判決で「違憲状態」だったとの判断を示した一方、選挙の無効を求める訴えは退けました。

 「違憲状態」の判決は大阪高裁に続き2件目で、すべての裁判所で判決が出た後に最高裁が統一判断を示すことになります。
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