“無重力”秘密は?作って学ぶ!サイエンススイーツ【あらいーな】(2022年2月3日)
#新井恵理那 #あらいーな #サイエンススイーツ
ちまたで話題の“ちょっといーな”情報を紹介する「新井恵理那のあら、いーな!」。
3日のテーマは「作って学ぶ!サイエンススイーツ」です。
今回は、「科学の力」を使って、“おいしく”学べるというお菓子作り企画です。どんなお菓子ができるのでしょうか?
SNSでも話題!科学の力を使った不思議なお菓子「サイエンススイーツ」。
教えてくれるのは、わずか3日で重版が決定したサイエンススイーツの本を出版。話題のケーキデザイナー・太田さちかさんです。
■カラメルドーム×ボイルの法則
まず、挑戦するのは、スノードームみたいな、見た目がきれいなスイーツです。
これは“ある科学の法則”を使えば、簡単に作れるといいます。
科学の力で作るのは、ドーム状の部分。でも、こんなに薄くて、きれいなドームをどうやって作ったのでしょうか?
しかも、使う道具はボウル、型抜き、ラップのみでできるのだそうです。それでは、実験開始です!
まずは、砂糖と水を煮詰めて、カラメルを作ります。ここまではよくあるお菓子作りの工程ですが、ここからカラメルドーム作りへ入ります。
ボウルにラップを張って、型抜きを中心に置きます。そして、先ほど作ったカラメルを10円玉くらいの大きさで入れたら、ここから科学の力です!
鍋を置いて、セルクル(型抜き)を下に押します。ゆっくり押してみると、あっという間に まん丸になりました!
「ボイルの法則」を使って あめ(ドーム)を作りました。
型抜きを押すことで、ボウルの中に溜まった空気が上に。その結果、熱で柔らかくなったラップが押し出され、カラメルドームができたのです。
あとはカラメルが冷えるのを待って、ラップから剥がすだけ。お好みのフルーツにかぶせれば、完成です!
■無重力パフェ クリームの正体は?
続いては、サイエンスの力を使った“無重力パフェ”です。
見た目は普通のパフェですが、注目はクリーム。科学の力で、不思議な現象が見られるのだといいます。
果たして、このパフェに何が起こるのでしょうか?天地逆転!でも、クリームが落ちてきません。
まるで無重力!?どんな科学が隠されているのでしょうか?
ポイントはもちろん、クリーム作りです。実は、卵白に砂糖を加えて泡立てる。これだけで、クリーム作りは完成なのです。
しかも、すでに科学の力を使っているそうです。クリームの入ったボウルをひっくり返しても、落ちてきません!
今回作った不思議なクリームの正体は、よくお菓子に使われる「メレンゲ」だったのです。
メレンゲは非常に軽いクリームということに加え、中にあるタンパク質が空気変性という性質により粘着剤の働きに。それで、逆さにしても落ちずに、形を保っているのです。
なんとも不思議な両面クリームの無重力パフェ。もちろん、味も・・・?おいしいです!
(「グッド!モーニング」2022年2月3日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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