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「お助け便」区が“買い物代行” 新聞配達員も・・・東京・自宅療養者7万人超(2022年2月3日)
感染者数の増加に比例して増えているのが、「自宅療養者」です。東京都によると、2日の時点で7万人を超えています。
■自宅療養でSOS「トイレ紙ない」
自宅療養中の女性(29):「今は、熱は平熱に戻っていて。36.5度くらいに下がっていて。ただ、のどの痛みが2、3日ずっと激しくて。だるさが残っている状態ですね」
2日、番組のリモート取材に応えてくれたのは、都内在住で、先月28日に新型コロナの陽性が判明した女性。現在、保育園に通う6歳の娘とともに、自宅療養中です。
長引く療養生活で、今一番困っているのは「買い物に行けない」ことだといいます。
自宅療養中の女性:「家にずっといるからこそ、なくなるものというのがあって。洗剤とかトイレットペーパーとか、なくなりそうになった時点でしか気付けなくて」
■区が支援 買い物「お助け便」
こうしたなか、自治体と民間が手を組んで、自宅療養者を支援する動きが始まっています。
東京・文京区にある薬局に掛かってきたのは、区内に住む自宅療養者からの電話です。
高木薬局・高木孝一郎代表:「お一人住まいで、食料はあるということだったんですけども。ちょっと寒気がして、熱がこの後、上がってきそうということなので、今のうちに用意しておこうかなという話でした」
これは、文京区と区内の商店が協力して行っている「文京ソコヂカラお助け便」という事業です。
買い物に出られない自宅療養者が、協力店に電話かFAXで必要なものを注文すると、家に「置き配」で届けてくれるというもの。支払いは自宅療養が終わってからでよく、配達料は文京区が負担します。
2日は、薬と一緒に、薬局では取り扱っていない食べ物の注文が入りました。
すると、隣の寿司店や総菜を扱っている店など、同じ商店街で揃えられるものであれば、買い物も代行してくれます。
今回は、店の商品の他に、いなりずしや大根の煮つけを届けました。
高木孝一郎代表:「(Q.配達終わりましたか?)はい、終わりました。(電話で)ありがとうって言って頂けました。大根の煮つけなども、気に入って頂けたみたいで」
商店街の理事長は、協力してくれる店舗が日増しに増えていると話します。
白山上向丘商店街振興組合・上本邦雄理事長:「商店街としては、3店でスタートした。事務局に聞いたんですけども、きょうの段階では、10店ぐらいになってる」
■新聞配達員が“買い物代行”
その中には、意外にも、複数の新聞販売店が協力店に名乗りを上げていました。持ち前の機動力を生かし、買い物代行を請け負っているのです。
上本邦雄理事長:「新聞屋さんは、あちこち行ってるから、ついでに買い物代行までやりましょうということを決めた。相当、お客さんにとっては助かるのではないか」
(「グッド!モーニング」2022年2月3日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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