「ベアは企業ごとに決めるべき」春闘前に経団連幹部が繰り返す(2022年2月2日)

「ベアは企業ごとに決めるべき」春闘前に経団連幹部が繰り返す(2022年2月2日)

「ベアは企業ごとに決めるべき」春闘前に経団連幹部が繰り返す(2022年2月2日)

 春闘の本格化を前に、経団連の労働政策担当の大橋徹二副会長は「業績の好調な企業には賃上げを呼び掛けているが、ベースアップなどは企業ごとに決めるべきだ」と繰り返し述べました。

 経団連・大橋徹二副会長:「業績が高いところで推移している会社はベアも含めた賃金引き上げと総合的な処遇改善をきちんとやっていく」

 大橋副会長は物価上昇に応じたベアを実現させるべきという考え方もあると思うがという記者の質問に対し、「一律に物価が上がった分をポンと乗せるとか、それは個別の社の労使間で議論すべきだ」と繰り返し述べました。

 さらに「ベアをしたから将来の不安が解消されるという短絡的な話ではない。基本給と手当と一時金、これを合わせてどうなっていくのかが大事だ」と述べました。

 連合は定期昇給とベア合わせて4%程度の賃上げを求めています。
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