侵攻1年 “空襲警報”続くキーウ 家族と離ればなれの生活続く(2023年2月24日)

侵攻1年 “空襲警報”続くキーウ 家族と離ればなれの生活続く(2023年2月24日)

侵攻1年 “空襲警報”続くキーウ 家族と離ればなれの生活続く(2023年2月24日)

 ウクライナ現地は午前10時を迎えるところですが、24日はロシアによる大規模なミサイル攻撃も予想されています。市民の皆さんはどう迎えているでしょうか。首都キーウから報告です。

 (醍醐穣記者報告)
 キーウの中心部にある独立広場にいます。朝の通勤時間帯も終わったということで街を行く人の姿はまばらです。

 キーウは連日、空襲警報が鳴っていますが、行政や軍からSNSですぐにキーウに直接の被害があるのかという情報がおりてくるため、それをチェックして冷静に対応しているという状況です。

 独立広場には戦争で亡くなった兵士を悼むために、国旗が掲げられていますが、その数というのは日に日に増えています。

 侵攻から1年ということでウクライナに取材に入っていますが、ある男性は「この24日というのは記念日でも何でもないんだ」と「戦争という異常な状態が続いているただの一日にすぎないんだ」ということを語ってくれました。

 街行く人に話を聞いても、家族や知人の誰かは戦地に赴いているという人がほとんどでした。

 そういった大切な人と離れ離れになってる人というのは、戦地に赴いている人だけではなく、国外に避難された人、そしてロシアの支配地域に留まらざるを得ない人など、大勢います。

 皆さん、一日も早く戦争が終結して、そういった離れた人と再び自由に再会できることを思いながら、24日という一日を迎えていると思います。
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