【夫が放火か】“妻が中にいる”通報の夫逮捕 神奈川・横浜市

【夫が放火か】“妻が中にいる”通報の夫逮捕 神奈川・横浜市

【夫が放火か】“妻が中にいる”通報の夫逮捕 神奈川・横浜市

神奈川・横浜市で起きた火事で住民の女性が死亡した事件。当初、“悲劇の夫”と思われた男が一転、放火の疑いで逮捕されました。男は軽傷を負い入院していましたが、退院したため警察が事情をきいたところ、「自分で火をつけた」と供述したということです。

   ◇

神奈川・横浜市で20日に起きた火事。火災発生直後の男の様子を近所の住民が語りました。

火災直後の男を目撃した近所の住民
「裸で下着1枚。トランクスパンツをはいて裸足だったと思います。『私が通報した者です』みたいなことを警察に言って」
「疲れが出ているみたいな感じ。もう歩けないみたいな感じ、ここ(路上の脇)でこうしゃがみ込んで」

火災直後の男を目撃
「“妻が中にいる”みたいな、憔悴(しょうすい)しているような感じ」

男は“悲劇の夫”に思われましたが、2階にある自身の部屋に“放火”した疑いで逮捕されました。現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、神奈川・横浜市の無職・油川秀平容疑者(36)です。焼け跡からは妻・油川優理香さん(36)の遺体が、ベッドにあお向けの状態で見つかりました。

現場を目撃した人
「消防車と警察車両がいっぱいいたから、物々しかった。何がなんだか分からない、情報がまったくなかったから」

   ◇

20日の未明に起きた火事。油川容疑者の当時の行動も明らかになりました。火事の直後、油川容疑者は自宅から数百メートル離れた消防出張所に駆け込み、「妻が取り残されている」と助けを求めたといいます。

自身も軽傷を負い入院していましたが、22日に退院したため、警察が事情をきいたところ事態は一転。「自分で火をつけた」と供述し、逮捕されました。

油川容疑者は、病院に搬送される前には、「就寝中、目覚めたら室内に煙が充満していた」などと、自分も被害にあったかのように話していたといいます。

   ◇

夫婦は1年ほど前まで、神奈川・川崎市にある同じ工場で働いていたといいます。取材に応じた元同僚は、妻・優理香さんは、職場での評判も良かったといいます。

2人の元同僚
「奥さんは、すごく勤務態度が真面目で、明るくて人見知りとかもせず、挨拶とかの礼儀もすごくきちんとした方で、本当にできた方でした」

一方で、夫の油川容疑者は――

2人の元同僚
「見た目はいかつい感じの方で、私たちの印象からすると、すごく気が弱くて、気が小さいって感じで」

また、こんな一面もあったといいます。

2人の元同僚
「ちょっと気に入らないことがあると物に当たったりとか、家の中では奥さんは逆らわずにやって、旦那さん(油川容疑者)はきつく言っているのかなと」

   ◇

油川容疑者は調べに対し、「私がやったことは事実です」と容疑を認めているといいます。警察は、妻の優理香さんが死亡した原因についても捜査を進めています。
(2023年2月23日放送「news zero」より)

#事件 #放火 #神奈川県 #日テレ #newszero  #ニュース

◇日本テレビ報道局のSNS
Facebook https://ift.tt/sB2tAci
Instagram https://ift.tt/7xpSefK
TikTok https://ift.tt/np6rFC3
Twitter https://twitter.com/news24ntv

◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS HP
https://news.ntv.co.jp

日テレNEWSカテゴリの最新記事