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子ども守る兵士・天使…語れない思いを絵筆にのせて 子どもたちから見える“戦争”(2023年2月23日)
全面侵攻が始まった1年前、ウクライナに暮らす子どもの数は約770万人。その一人ひとりの心の内に、影響が積み重なっています。
神奈川県鎌倉市で開かれた『ウクライナの子どもたちの絵画展』。この中で、気になった一枚があります。赤く染まった空。街は、色を失って、暗闇に包まれています。戦争を描いたのはポリナさん(14)。理由を話してくれました。
ポリナ・コルジョバさん:「去年3月、ハルキウから避難した後、心が痛いときに描いたものです。この絵について話すのはつらいけど、いま、戦争があって、子どもたちも、大人たちも戦争に触れているんです」
ポリナさんが見たもの、感じたものが描かれています。
母・マリアンナさん(46):「ハルキウでは砲撃が2週間、続いた。子どもには厳しい経験でした。『戦争には、痛みと悲しみしかない』と子どもたちに伝えています」
いま、娘を見ていて思うこと。
母・マリアンナさん(46):「勝利、平和、やれなかったこと、叶うと願っています」
子どもを守る兵士、涙を流す少女の絵。戦争は、子どもたちのすぐ側にあります。
美術教師のセルヒイ・グリチャノクさん(59):「子どもたちの絵には、ウクライナを象徴する天使、聖像などが多くあります。信仰の意味合いではなくて“戦争から守ってくれる”存在なのです」
ハルキウで美術の授業を受けているスビャトスラブくん(6)。いま、1年生です。1人で受けるリモート授業。入学してから、半年、教室で席についたことは一度もありません。
スビャトスラブ・スボタくん:「バーチャルです。同級生と会えるのは。時々、聞かれます『僕の学校はどこ?』(Q.友だちと会えないのは悲しいか)はい、遊べないし。(Q.家で会ったりは)ないです」
父・ビャチェスラブさん(35):「ロシアのミサイルは、街のどこにでも届きます。息子の学校の近くでは、先週、ミサイルが落ちました。国に起きていることは、息子の理解を超えているし、触れさせていません」
学校は、閉鎖の状態が続いています。この1年で、多くの学校が被害を受けました。その数は、3000以上。ロシアの支配地域から近い東部や南部では、教室で授業を受けることができない状況です。
去年、子どもたちの間で流行ったのが、『パリャヌィツャ』という合言葉。この発音が正しくできないと“ロシア人の疑い”があるというもの。戦地でも使われている合言葉です。
子どもたちが“検問所”と呼んでいる場所。キリロくん(11)もその一人。その検問所では、募金活動を行っていました。
キリロ・ハフリロフくん(11):「(Q.募金活動のきっかけは)みんなが軍をサポートしていたので、買ったのは兵士用のヘルメットです」
募金活動は、みんなを守る兵士たちのためのものでした。
母・テチャーナさん(41):「ヘルメットは命を守ってくれるものです。自分と家族、国を守りたい。彼は、そう思っています。子どもの成長に欠かせないのは安全な場所ですが、それが、いま脅かされています。私は伝えます『いつも安全だから』。彼は聞きます『僕は、いま安全?』『家族とお守りが守ってくれるよ』『うん、わかった。僕は生きる』」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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