国連総会緊急特別会合 ウクライナ平和決議案採決へ 侵攻1年|TBS NEWS DIG
ロシアによるウクライナ侵攻から、あすで1年です。アメリカ・ニューヨークでは、ウクライナの平和を求める決議案の採決に向けた国連の緊急特別会合が開かれました。
記者
「国連に加盟するすべての国が参加できる総会の議場に、各国代表者たちが集まりました」
ウクライナ クレバ外相
「近年、善と悪の境界線がこれほど明確になったことはありません。ある国はただ平和に暮らしたいだけです。私はその国の代表です」
会合の冒頭、ウクライナのクレバ外相は、ロシア軍の完全かつ無条件の即時撤退などを求める決議案への賛成を呼びかけました。
一方、ロシアの国連大使は、ウクライナでの危機は西側諸国の武器供与によって煽られているなどとして決議案への反対を訴えました。
ロシア ネベンジャ国連大使
「ロシアの特別軍事作戦が始まって、最初の数週間でウクライナは全ての兵力を使い果たした。いまやロシアと戦っているのは、アメリカ、NATO、EUといった西側の集合体です」
日本の林外務大臣は、2日目の23日に、決議案の共同提案国として演説し、賛成するよう呼びかける予定です。
こうしたなか、ロシアの首都モスクワでは、侵攻に参加する兵士らを「祖国を守る英雄」と称える大規模な愛国集会が開かれました。
ロシア プーチン大統領
「いま全国民が祖国を守る兵士たちを支持している。つまり支持をしている国民一人一人が、祖国を守っているのだ」
プーチン政権としては、さらなる侵攻の継続に向け、国民の愛国心を駆り立て、団結を訴える狙いがあるとみられます。
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