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江戸時代に“UFO”ミステリーか 「うつろ舟」と謎の女性 正体は? #short
まるでUFO(未確認飛行物体)。400年前のミステリーで新事実が判明しました。鍵を握る謎の女性の正体とは。
巨大な白い球体、不思議な文字が書かれています。人がすっぽり入れそうな大きさです。まるでUFOのような物体は、江戸時代に茨城県の海岸に漂着したという謎の物体を再現した模型です。
当時、残された文書によりますと、見たこともない女性が載っていたといいます。
400年前に発見されたという、まるでUFOのような巨大な物体。ここへきて、400年前のミステリーに迫る新たな事実が明らかに。謎の物体に乗っていたという髪を下ろした女性の正体とは…。
水戸市で開催中の企画展。連日、多くの人でにぎわっています。
会場の半分を埋め尽くす巨大な球体。その形は、まるでUFOのようです。約400年前の江戸時代に茨城県の海岸に漂着したという「うつろ舟」を再現した模型です。長らく、うつろ舟の研究をしている岐阜大学の田中嘉津夫名誉教授が、ある謎の正体につながる発見をしました。
岐阜大学・田中嘉津夫名誉教授:「これが最近、見つかった。滝沢馬琴が編纂(へんさん)した中にある、うつろ船の蛮女という記事の中にある絵。わざわざカラーで描いた。この記事を読んでほしいということ。雑誌のグラビアみたいなもの」
新たに見つかった古文書。女性が着ている青い服は着物のようでもあり、現代の洋服のようにも見えます。
岐阜大学・田中嘉津夫名誉教授:「恐らく服装は西洋の服装。和服じゃない、袖がない。女性の記述が肌が青白い、眉毛が赤黒い、髪の毛も赤黒い、歯も白くて細かい。これはよく考えると蚕は白い、さなぎは赤黒い、繭は白くて細かい。蚕を表しているんじゃないかということは、この女性は蚕の化身ではないかと考える」
昔から神聖なものとされてきた蚕と何か関りがあるのでしょうか。まだまだ謎が多いうつろ船。
岐阜大学・田中嘉津夫名誉教授:「江戸時代の船で、こういう形のは見つからない。江戸時代の人がUFOを知るわけがない。どうしてこの絵が描けたかは、よく分からない。私が研究を始めたころは文書が2つくらいしかなかった。今や14から15編、見つかっている。まだいっぱい残っていると思う。解明はできると思う」/a>
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