「サル痘」の名称を「エムポックス」への変更方針固まる 厚労省の専門部会(2023年2月17日)
国内でも20人の患者が確認されている「サル痘」について、厚生労働省は名称を「エムポックス」に変更する方針を固めました。
「サル痘=モンキーポックス」を巡っては、WHO=世界保健機関が人種差別につながる恐れがあるとして、去年11月から名称を「mpox」とすることを推奨しています。
世界的な動きを背景に厚労省は、17日に開いた専門部会に新たな名称として「M痘」と「エムポックス」の2つの案を提示しました。
専門家からは「『M痘』の『痘』が意味する発疹の症状は少ない」「世界共通の方が分かりやすい」などの意見が多く上がり、厚労省は国内での名称を「エムポックス」とする方針を固めました。
今後、パブリックコメントを経て新たな名称に変更することにしています。
国内ではこれまでに20人の感染が判明しています。
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