「Suica」ついに…秋田県で利用開始へ サービス開始から22年(2023年2月17日)

「Suica」ついに…秋田県で利用開始へ サービス開始から22年(2023年2月17日)

「Suica」ついに…秋田県で利用開始へ サービス開始から22年(2023年2月17日)

 竹でたたき合い、豊作を祈願する祭「六郷のカマクラ」の竹うちや、炭俵を回しながら無病息災などを願う「かまくらやき」など、伝統の祭りが復活した人気の観光地、秋田県。

 しかし、交通の面では、ある問題を抱えていました。こちらの男性はSuicaをタッチする場所を探しますが、見当たりません。何度も確認しますが…。結局諦めます。こちらの外国人の2人組も、Suicaが使えず出られません。

 埼玉県から来た人:「モバイルSuicaを普段使っているから、非常に不便です」
 千葉県から来た人:「千葉から来ているので、Suica使いたいが使えない」

 全国で遅れを取るなか、ついに秋田県でも5月からSuicaが使えるように。駅にはカウントダウンボードも設置され、盛り上がっています。

 駅員:「Suicaよろしくお願いします」

 Suicaが誕生したのは、22年前。自動改札の通過をスムーズにするために生まれ、全国に広がりました。

 しかし、秋田県は少子高齢化で利用客が少なく、費用対効果を考えると、なかなか導入に踏み切れませんでした。

 JR秋田駅・橋本渉駅長:「『いつ入るんだ?』という声を聞きますと、心苦しいところではありましたが、いよいよ導入でうれしく思っております」

 JR秋田支社によると、奥羽本線と羽越本線の一部区間と、男鹿線の全線の合わせて17の駅で使えるようになります。

 JR秋田駅・橋本渉駅長:「利便性の高いものなので、多くの人の利用を心待ちにしている」

 さらに青森県と岩手県の一部の駅でも新たにSuicaが使えるようになるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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