逃げた男は包丁を持っている可能性も…川口市・白昼の郵便局で強盗 2人けが(2023年2月16日)
16日午後1時半ごろ、埼玉県川口市にある川口並木郵便局に強盗が入り、局員2人が顔などを切り付けられました。
現場の郵便局は、JR西川口駅から北に直線距離で約200メートルの場所にあります。周辺には、飲食店などが入る雑居ビルや集合住宅が密集しています。
近隣住民:「まさか、身近でこんなことが、びっくりしました。怖いですし、早く捕まえてもらえたら。どこに潜んでるかわからないですもんね」
近隣住民:「お昼じゃないですか。その時間に、堂々と強盗に入り、逃走されたって考えると、昼夜問わず、どの時間帯も安心できるタイミングがないのかと。恐怖心がありますね」
通報した男性は、「郵便局員を襲う男の姿」を目撃していました。
通報者:「店の中で仕事してたら、キャーキャー声がしてたから、郵便局の方で誰かけんかしてるのかなって。郵便局の女性の人が出てきて、『強盗なんで警察に電話してください』って。従業員にナイフをこうやってるわけよ、ガンガン。女性従業員が『やめろ』って、手でやりあってるような。2~3人お客さんはキャーって行っちゃって。1人外国人の女性が硬直して、郵便局の中に立ってたね。びっくりしてる状態で。淡々と逃げていったな。20代から30代くらい。軽快に逃げて行ったもん」
男は、窓口の局員に対し、刃物を示して、「金を出せ」などと脅迫。近くにいた別の局員2人に、切り付けて逃げました。男性局員(47)が、頭や口などを切られ、重傷。女性局員(35)が、手に軽いけがをしました。現金5~6万円が奪われたということです。
事件との関連は明らかになっていませんが、現場近くの路上で、包丁のケースが押収されています。
通報者:「警察と俺が(通報で)話しているうちに、(男が)表に逃げてきた。俺の横を通って逃げていった。郵便局を出て、左に走って行って、多分、左に曲がったと思う。そうすると大通りになるから。びっくりしたのと、意外と何もできないんだね。捕まえようと思ったけどできなかった。何もできなかったもんな」
警察の発表では、逃げた男は、30代ぐらいで、身長165~170センチほど。細身で黒色のジャンパーを着て、茶色っぽいズボンを、着用していたということです。また、白色スニーカーと白色マスクを着用していたという情報もあります。男は、刃物を持ったまま、逃走している可能性があり、警察が強盗傷害事件として、行方を追っています。
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