【逮捕】駅員殴り「肋骨」など大ケガをさせた疑い 注意に“逆ギレ”も 39歳男

【逮捕】駅員殴り「肋骨」など大ケガをさせた疑い 注意に“逆ギレ”も 39歳男

【逮捕】駅員殴り「肋骨」など大ケガをさせた疑い 注意に“逆ギレ”も 39歳男

駅員を殴り肋骨を折るなど大ケガをさせた疑いで、39歳の男が逮捕されました。男は電車内の非常用のドアコックを引き、注意されると“逆ギレ”などをしていました。取り調べに対し、「花粉症でイライラしていた」と話しているということです。

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東京・足立区の東武鉄道西新井駅で先週、駅員の男性が殴られ肋骨を折る“まさかの出来事”がありました。

電車内で駅員の男性に殴るなどの暴行を加えケガをさせたとして、傷害の疑いで逮捕された会社員の石井幸康容疑者(39)。男は供述で、「花粉症で身体がだるくいらいらしていた上、人とぶつかって、(相手が)謝らなかったことにいらいらした」と話しているということです。

逮捕に至るまでの“迷惑な逃走劇”が明らかになりました。

警視庁によると今月6日、石井容疑者は、仕事帰りにホームで電車を待っていたといいます。到着した電車に乗ろうとすると、男性客と肩がぶつかり、“腹がたった”といいます。

怒りが収まらず、思いついたのは、「一度も引いたことのないドアコックを触って好奇心を満たし、イライラを解消しよう」という身勝手なものでした。

本来、非常時に手動でドアを開けるためのドアコックを引くと、初めての体験に“イライラ”が収まったといいます。

ただ、ドアコックが操作されたことで、2人の駅員が車内の確認に来ました。このとき、石井容疑者がとったという行動が、“チラ見で寝たふり作戦”でした。

石井容疑者
「バレるのではないかと、チラチラと駅員を見て寝たふりをしていました」

駅員に声をかけられても寝たふりを続けていましたが、駅員に「発車できませんよ」と声をかけられると――

石井容疑者
「具合が悪いんだ、具合が悪いやつを起こすんじゃねぇ、早く電車を出せ」

“逆ギレ”ともとれる言葉を投げ、ペットボトルを床にたたきつけたといいます。

さらに、電車から降りるよう促されると、石井容疑者は車両内を移動し、逃走を試みたといいます。このとき、制止しようとした19歳の駅員に左肩を殴るなどの暴行を加え、肋骨を折るなど大ケガをさせたということです。

電車を降りた後も、ホームの非常停止ボタンを押したかと思えば、線路内に降り、フェンスを越えて逃走したという信じられない行動の数々を起こしました。

しかし、現場にカバンを置いて逃げたことなどから、1週間後に逮捕となりました。

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国土交通省によると、駅員への暴力行為は1年間で435件にのぼっていて、このうち56%が「飲酒あり」だといいます。

こうしたトラブルを減らすため、JR東日本は去年12月から順次、一部の駅で駅員にウエアラブルカメラを装着し、巡回するなどの対策をはじめています。

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今回、石井容疑者は、駅員に全治6週間のケガをさせた傷害の疑いで逮捕されました。調べに対し、「逃げようと右腕を回し、手のひらでたたいただけ」と容疑を一部否認しているということです。
(2023年2月15日放送「news zero」より)

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