中国・四川省 未婚の母でも「戸籍登録」可能に 61年ぶりの人口減少で規制緩和|TBS NEWS DIG
人口減少が課題となっている中国で、新たな取り組みが始まりました。四川省では、これまで認められていなかった未婚者の子どもの戸籍登録がきょうからできるようになりました。
記者
「中国の四川省では、きょうから少子化対策として新たな取り組みが始まりました」
中国・四川省では、子どもの戸籍登録はこれまで結婚している夫婦にしか認められていませんでしたが、きょうから結婚していない人もできるようになります。出産時の医療保険も既婚者と同じく適用されるようになるほか、3人までだった出産人数制限も撤廃。
国内の人口が去年、61年ぶりに減少に転じる中、政府が規制の緩和に踏み切りました。
今回の制度改正について、街の人はどう考えているのでしょうか。
市民
「(未婚の人も)今度から手当を受け取れるからいいです」
市民
「最近の人は結婚したがらない。この政策は結婚しなくても子どもが産める」
一方で、疑問の声も…。
市民
「ダメだね」
Q.なぜですか?
「(子どもを産まない)一番根本的な理由は経済。3、4人産めるようにしても産まない」
市民
「反対。子どもができなかったら、他の人に産ませることができるし、家庭を傷つけてしまう」
中国メディアによりますと、未婚者による子どもの戸籍登録は広東省などでも認められていて、今後、中国国内でどのような広がりを見せるのかが注目されます。
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