山上徹也被告の今後「奈良地検が追送検の容疑を起訴するか判断」大阪拘置所に移送（2023年2月14日）
安倍晋三元総理の銃撃事件から７か月が経ち、一連の捜査を終えた奈良県警は、２月１４日に山上徹也被告（４２）を大阪拘置所に移送しました。
（カメラマンリポート 奈良西警察署 ２月１４日午前１０時１５分ごろ）
「山上被告が出てきました。警察による一連の捜査が終結し、これから大阪拘置所に移送されます」
去年７月に安倍元総理を殺害した罪などに問われている山上被告は、２月１３日に旧統一教会関連施設への銃撃など５つの容疑で追送検され、警察の捜査が終わりました。２月１４日の昼前には大阪拘置所に到着し、今後は奈良地検が追送検の容疑を起訴するか判断します。
関係者によりますと、山上被告は殺人などの罪で起訴されるまで、弁護人や妹以外とは接見しなかったということです。
事件は裁判員裁判で審理される予定で、すでに裁判所・検察・弁護側が話し合いを進めていますが、争点を絞り込む「公判前整理手続き」はまだ始まっていません。
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